Column

コラム

2025.07.07

King Jarrah Treeに会いました!

静寂に包まれた世界。何の音も聞こえない、まるで時間が止まったかのようです。先ほどまで響き渡っていた賑やかな鳥の声が嘘のように消え去りました。その理由は…?

少し時間を戻してみましょう。(詳しくは前回のコラムをご覧ください。)

いよいよ、King Jarrah Treeの標識が見えてきました。期待に胸を膨らませながら、車を停めます。周囲では、鳥の声が響き渡り、その音は時折、騒がしいほどに私たちに何かを訴えかけているようでした。

私たちは森に向かってこう語りかけました。「お邪魔しています。私たちは、Jarrah Treeからいただく恵み、ジャラハニーを日本で販売しています。お客様に、ジャラハニーのストーリーを真摯にお伝えし、大切に扱っています。Jarrah Treeの正しい情報を知るために、森に入らせていただいています。ありがとうございます。」

その瞬間、恐ろしいほどに響き渡っていた鳥の声が静まりました。

森の中では方向感覚を失い、遊歩道以外には決して足を踏み入れてはいけないと感じました。何かに吸い込まれるような不思議な感覚が広がります。

そびえ立つKing Jarrah Treeは、なんと高さ40メートル、直径2.4メートル。推定300歳から500歳とも言われています。近くで見ると、その圧倒的な存在感に息を呑みます。声を失ったかのような気持ちです。

この森では、はしゃぐことはできません。なぜなら、ここは神聖な場所なのです。

King Jarrah Treeの帰り道、知り合いの養蜂家のマイクとスーザンの家を訪れました。そこで感じたことを話すと、彼はこう言いました。「そうだろ!その通り、神聖な場所なんだ!」

ジャラハニーにまつわる歴史やストーリーを、これからも皆さまにお伝えしたいと改めて感じました。

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