Column

コラム

2024.12.15

羊と共存するオリーブオイルの採れる場所

まずは、オリーブオイルの採れる場所をご紹介しましょう。そこは、パースから飛行機で1時間北上した海の街、ジェラルトンです。飛行機の窓から見えるのは、真っ青な海と乾いた大地。ここでは昔からロブスターなどが盛んに輸出されており、独特の風景が広がっています。

ジェラルトンの海岸は非常に遠浅で、大きな船が入ることが難しいため、海の開拓からこの地の歴史が始まったと言われています。現在では、小麦などの輸出も行われ、農業の面でも発展を遂げています。

飛行機が着陸する空港は、まるで電車の駅のようなローカル感に包まれています。生産者のラッセルさんは、いつも空港の近くまで出迎えに来てくれます。そこから車で40分から1時間のドライブが始まります。港町を抜け、カノーラ畑が広がる大地の間を進むと、真っ直ぐな道が続きます。この風景は、北海道の大自然にも似た感覚を覚えます。

オリーブの木はどこにも見当たらない道を走り続けると、ぽつんぽつんと点在する家々の間には、隣の町内ほどの距離があるように感じます。一般の人々なら通り過ぎてしまうような変化のない道に、突然現れるのがラッセルさんの農場へのゲートです。手動でゲートを開け、道なき道を進んでいくと、その先に見えてきたのは、羊たちとオリーブの木の光景です!

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