JARRAH HONEY（ジャラハニー）

ジャラハニーを採取するジャラの木がある場所は奥深い山の中で蛇やワニなど、蜂以外の虫も多く生息しており暑い時期には、体感が５０度にもなります。時には山火事が発生する事もありそんな時は終息を見守るしかありません。

その森全体の中でも高いTAレベル（抗菌活性力）のジャラハニーが採集出来る限定エリアを選定できるのは、長年の経験がる養蜂家だけです。

天然のハチミツであるジャラハニーの採集は、ジャラの木の花が咲く年の11月から2月にかけてです。

毎年同じ場所に花が咲かないため、採れる場所を探すのに２ヶ月程かかることもあります。

ジャラハニーの巣箱は、１キロ四方ごとに限定する範囲で置かれ管理されます。

そのため養蜂家は人里離れたジャラの森の中に、何日もテントを張って野宿します。

中でもシングルオリジンと呼ばれる一つの巣箱から採集されたブレンドされていないハチミツは、西オーストラリアの中でもDavid氏だけが唯一行える手法です。時間と労力がかかる特別なシングルオリジンのみをMaison de i-beeではご提供しています。

西オーストラリア州政府は養蜂産業を守るために、他州や外国から害虫が入ってこない様にとても検閲を厳しくしているため、これまで蜂の病気が一切起こっていません。

生産者として一番気をつけている事は、シングルオリジンの巣箱は他の巣箱の蜂と混合しないことです。

通常ハチミツは採集した後、不純物を取り除く為にフィルターにかけますが、その場合は良いものも取り除かれてしまう為、やり過ぎない技術も独自で持っています。工場の清潔に保ちハチミツの巣から生産ラインへの直通を徹底し、パッキングにもハチミツの純度を高レベルに保持するために気を遣っています。

一つの巣箱に蜂は約１０万匹いますが、働きバチが一匹の女王蜂の環境を整えるために活動しています。巣箱にゴミがあれば掃除をする、怪我をしている蜂や病気をしている蜂がいれば巣箱から出すなど働きバチたちが清潔に守っている事も、素晴らしいハチミツが生まれる理由なのです。

生産者のDavid氏が普段暮らす場所も街から離れた大自然の中です。水も空気もとても綺麗で動物や植物に囲まれた中で、自然遺産を守り地産地消の考え方で、着るものも天然素材、体にケミカルな物などは一切入れず家族全員がそういった環境で生活しています。皆様にもその自然の恵みの素晴らしさをお伝えしたいという思いでハチミツを生産しています。