Column

コラム

2024.10.23

ジャラハニーが我が家にやって来た

 季節が進み、すっかり秋らしい空となりました。前回は、なぜハチミツ屋さんを始めたのかという質問が多く寄せられることから、Maison de i-beeを立ち上げることになった経緯をお話ししました。今回は、ブランドのスタートとなったジャラハニーとの出会いについてご紹介いたします。

 

 Maison de i-beeの母体の会社は株式会社ZUKAです。建築関連の仕事をしております。建築とハチミツ?と疑問に思われるかもしれませんが、実は繋がりがあったのす。

 建築現場で使用する木材などの展示会は世界中で行われていますが、何年か前の海外の展示会で「ジャラの木」が紹介されていました。ジャラの木は日本の大手建設会社でも使用される木材で、ユーカリ系のこの木は、屋外のウッドデッキや船の甲板にも使われるほど風雨や塩水にも朽ちないと言われています。そのジャラの木と一緒に紹介されていたのが「ジャラハニー」です。ジャラの木の花蜜をミツバチが採集して作られるオーストラリアでも特別なハチミツです。なぜ特別なのか?(このお話は次回に!)その時は詳しくはわからずお土産として持ち帰られました。これが、ジャラハニーとの出会い。ジャラハニーが我が家へやって来たのです。

 当初、ジャラハニーに関する知識は「西ーストラリアのハチミツで、喉に良いらしい」という程度でした。他のハチミツよりも黒く琥珀色のジャラハニーは、香りが黒糖のようで、ハチミツという印象がまるで感じられませんでした。「ハチミツなの?」と食べてみると、「ハチミツじゃない!」と思ってしまいました。しかし、いえ、これはハチミツです。ジャラハニーは西オーストラリア固有の天然の生ハチミツなのです。建築資材として使われるジャラの木が展示会に参加していなければ、ジャラハニーと出会うことはなかったかもしれません。そして、私がハチミツを好きで集めていなければ、お土産として持ち帰ることもなかったでしょう。また、前回のコラムでご紹介しました娘の体調の変化がなければ、ジャラハニーに興味を持つこともなかったかもしれません。

 オーストラリアからジャラハニーが我が家にやって来た!そして皆さまとの出会いに感謝しかありません。

CHAPMANRIVERの日本総代理店

Maison de i-bee(メゾン ド アイビー)JARRAH HONEY (ジャラハニー)