Column
コラム
味の奥にあるものを感じて—ジャラハニーが記憶を蘇らせる??—
ジャラハニーを味わったことのある方なら、
一度は耳にしたことがある言葉かもしれません。
「黒糖のような味わい」
確かに、その表現は、このハチミツの深みをよく捉えています。
しかし実際には、それだけでは語りきれないほど、豊かな層を持っています。
これまでお客さまからいただいた言葉を思い返すと、
黒蜜、キャラメル、プルーン、チョコレート、
そば蜜、みたらし団子——

実に多様で、どれも間違いではない表現ばかりです。
むしろ、その『ばらつき』こそが、ジャラハニーの本質なのかもしれません。
今回のEAGLE。
あえて、ここでは味の指標となる言葉は記しません。
先入観を持たずに、
ご自身の感覚だけで、味の奥の奥を探してみてください。
Maison de i-beeジャラハニーは、天然非加熱のハチミツです。
そしてシングルオリジン。
ブレンドによって整えられた味ではなく、
その年に咲いた花々の蜜、そのままの味わいです。
気候、風、雨量、そしてジャラの木が歩んできた時間。
それらすべてが重なり合い、その一滴に映し出される。
まるで、その年の自然を映す『鏡』のように。
私たちは、西オーストラリアのジャラの森に立ったことがあります。
あの静けさ。
ひんやりとした空気。
光の差し込み方。

その環境を知っているからこそ、
このジャラハニーを口にしたとき、ただの味覚では終わらないのです。
味は、記憶と結びつき、
やがて情景として立ち上がってきます。
では、皆さまはどうでしょうか。
ある食べ物を口にしたとき、
ふと浮かび上がる景色はありますか。
幼い頃の記憶かもしれない。
旅先で出会った風景かもしれない。
味の奥の奥にあるもの。
それは単なる風味ではなく、
心のどこかに触れる『体験』なのだと思います。
そして、その味わいから呼び起こされる映像もまた、非常に奥行きのある時間です。
ジャラハニーは、
その時間へと静かに導いてくれる存在なのかもしれません。

