Column

コラム

2026.06.03

2026年のジャラハニー

オーストラリアの大地に身を置くたび、自然は多くを語らずして、本質を静かに伝えてきます。今年のジャラハニーは不作とされ、決して豊かな年ではありません。しかし、その限られた環境と時の重なりの中でのみ生まれる味わいには、他に代えがたい深みがあります。それは人の意志では及ばない、自然から授かる真の贅沢です。

昨年の西オーストラリアは、雨が多く、やや冷涼な夏でした。その気候すらも、ジャラハニーはありのままに映し出します。環境とは、自然そのもの。そして蜂蜜は、その時々の自然を映す鏡のような存在です。

ブランドを紡ぐ中で、安定や計画に意識が向きがちですが、真に価値あるものは、揺らぎの中にこそ宿るのだと改めて感じました。今回の滞在では課題と向き合いながらも、新たなコンセプトとの出会いに恵まれ、削ぎ落とした先に残る本質の美しさを再認識しました。

この地で得た静かな確信を胸に、これからも記憶に残る体験と価値を、皆さまへ丁寧にお届けしてまいります。

CHAPMANRIVERの日本総代理店

Maison de i-bee(メゾン ド アイビー)JARRAH HONEY (ジャラハニー)