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コラム

2025.05.07

持続可能な養蜂が生むハチミツの魅力 – オーストラリアとハワイの共通点 vol.2

前回に引き続き、ハワイとオーストラリアのハチミツについてお伝えしますね。

オーストラリアとハワイ、これら二つの地は、持続可能な養蜂の実践において驚くほどの共通点を持っています。
両地域の養蜂家たちは、ミツバチにストレスを与えない環境作りに尽力し、その結果、高品質なハチミツが生まれています。
Maison de i-beeの養蜂家も、ハワイの養蜂家も『No stress』を強調していました。

ミツバチにとって、音や光、香りはストレスの原因となります。特に急激な環境変化や過剰な干渉は、彼らの健康に悪影響を及ぼすことが知られています。ハワイやオーストラリアの養蜂家たちは、静かな環境を提供し、ミツバチが自然の中で安心して働けるよう配慮しています。そして、1番のストレスは、薬剤。薬剤を与えない環境こそが、彼らの生態系を支えているのです。

ハチミツの生産は、単に蜜を収穫するだけでは成り立ちません。ミツバチが健康であることが前提です。過剰な採蜜は持続可能性を損なうため、養蜂家は適切な量を見極めつつ、ミツバチのエサを確保することが求められます。ストレスのない環境で育ったミツバチは、長命であり、ハワイのミツバチはなんと5ヶ月も生きることがあるのです。

このように、持続可能な養蜂は、ミツバチの健康を守ることから始まります。オーストラリアとハワイの魅力的なハチミツは、彼らの努力の結晶であり、私たちが味わう贅沢な一滴には、自然との調和が息づいています。

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Maison de i-bee(メゾン ド アイビー)JARRAH HONEY (ジャラハニー)